忘れたことはないよ、ジジ。
そしてこれからもずっと忘れないよ!
今継続中の長い引越しのドタバタでここに綴るのが遅くなってしまったけれど
いつも思ってるからね。
昨年の4/5に17年間共に暮らしたジジがお空に旅立って、早いものでもう1年。
月日の経つのは早いですね。
晩年は足も弱くなって大好きな散歩もヨタヨタとなかなか歩くのが大変だったけれど
亡くなる2日前に最後にしたお散歩、とっても楽しかったなぁ。
桜咲く道を父と、ジジと一緒に歩いたね。
また、その季節がやって来て、桜と共にジジの思い出がよみがえります。
(お布団が大好きでした♪干したお布団は特に好きで、くるまったりてっぺんに乗っていたね^^)

ある日、父が車で仕事から帰ってくる途中、すごい勢いで前を走る白っぽい動物がいたそうです。
それが、ジジでした。
車を降りるまで、それが犬とは思わなかったそうです。
このまま道路を走って車に惹かれては可哀想と、安全なところまで乗せるつもりが、薄汚れていて、痩せこけて、擦り切れかけのノミ取りバンドを首につけている様子に、
きっとお腹もすいているだろうと、家まで連れてきたことが始まりでした。
家でご飯をやって夜一度外に出してみましたが、そりゃあもうお互いに情もわいていますし、
外に出してみたところで、犬は父にずっと付いてきます。
仕方がないのでこの日は家に。
とはいえ、飼われていた様子でしたのでこのままずっと家に置いておくわけにも・・・と、
拾った付近に何度も足を運び、犬を探している人はいないか捜し、貼紙をしたりもしましたが、
見つからず、結局家で飼うことになったのです。
でも、今思い出してもおかしいけれど、その時ジジを家で飼うことに反対していた私に、
父が言った言葉が
「お父さんが散歩も行くし全部自分で面倒見るから!!何と言おうが家で飼う!!!」
だったんですよー^^。かわいくないですか?フフフ^^
何だか、親子が入れ替わったみたいなこのセリフ。
普通、一般的な家庭では子供がこういうセリフを言ってるように思いますが^^;
家では逆で、父が一生懸命言ってました。
目を血走らせながらすごい形相でそれはもう本当必死に^^。

(大好きなお散歩で♪)
でもこの時に父が頑張ってくれたから、ジジとの楽しい生活があったのですよねー。
そもそも幼い頃から犬と散歩するのが憧れで、隣のおじさんが飼っていたチワワと
お散歩するためしょっちゅう訪ねて行ったりしていたくらいなのに、
何故かその時は何の心構えもなく急に家に犬が来るというのは何だか怖いような気がして反対してたんですねー。
でも、そのまま野良にしていたら命もなかったかもしれない・・・と思うと
父のあの必死の言葉で家に受け入れることができて、本当に良かったなぁと思います。
まぁ、そんな経緯もありながらなんやかんやでジジが来て、毎日が本当に楽しかったなぁ。
17年、長いようであっという間だったなぁ。。
散歩行ったきりどこか行っちゃって何時間も帰ってこなくてパニックになりながら必死に探し回ったこととか、散歩に行けば行くほど帰りたくなくなって家の前まで来たらうごかんくなっちゃったこととか(笑)、いろんなことがありましたけど、どれもが全部かけがえのない大事な大事な思い出の1つ1つ。
こんなこと書き出したらまだまだい~~~~~っぱいあるので、後は私の胸に大事にしまっておこう。
父はもちろん、母も私も当時いてたセキセイのゴンちゃんも十姉妹のジューシーも松子もしまちゃんも、犬のチビもみーんなジジが大好きだよ!
さんめりとも遊んでくれてありがとうね、ジジ!
みんなの人気者で、犬仲間の中でも特にみんなに好かれる社交的なジジ。
あなたは本当に自慢の弟だったよ。
そんなあなたがいなくなって、この1年間とっても寂しかったなぁ。。
でも、想うところそこにいつも一緒にいるんだよね!
寂しいのはやまやまだけど、お父さんお母さん、さんめり達を見守っていてね^^!
みんなが元気で頑張れるように☆
たくさんの思い出をありがとう。
いつも想っているよ!ジジ。
