カーヴィダンス、あれから張り切って1週間ほどは続けました。
が、実はその後17年一緒に暮らしてきた愛犬が亡くなったショックから滞ってしまいました。
今になってやっとブログなどにも書けるようになりましたが、まだまだ心の穴は埋まりそうにありません。
彼は17歳を迎えてすぐ、一人で旅立っていきました。本当にたった一人で。
そこにいて当然と思っていました。まるで私の弟でしたから。私にとって犬というよりも弟。
いつもそこで丸くなって寝ている。何もしなくても、ただ寝ているだけでも、そこに彼がいる。
それが最近の我が家の自然な風景でした。
その彼がいなくなった。ろうそくの火が一つポッと消えてしまったよう。
・・・・・・・
晩年は目も見え辛くなってきていたし、走り回ったりなどという溢れるエネルギーを発散するようなそんなことはめっきりなくなりましたが、それでもただそこにいてるだけで安心しました。
”彼”の存在というものをいなくなったからこそ嫌というほど感じてしまう。
こんな急にいってしまうなんて、私はジジにちゃんとできてたかな?・・・
結婚してからは家が別になったけれど、近所に住んでたからもっともっと様子を見に行くべきだった。
ジジはもうすでに老犬だったんだね。分かっていたつもりでも分かっていなかったんだ。
もっともっと心配して足繁く会いに行けば良かった。もっともっと・・・という思いはやっぱり残る。
ただ唯一、ジジが旅立つ2日前に一緒にお散歩できたこと。最後のお散歩になったけれど、一緒に歩けたことが少しだけど私の救いになってる。
およそ1時間ほど、ゆっくりゆっくりとお散歩したね。
桜が5~6分咲きであと少しで満開になるねって話しながらお父さんと3人で歩いたね。
楽しかったよ。長い冬が明けて久しぶりのお散歩。暖かい日差しの中歩いたね。
出会いがあると別れがつきものとは分かっているけど辛いことですね。
だから1日1日を大事に大事に過ごすこと。後悔のないように。
同じ日は二度とこないですものね。
そして、何気ない1日でも、そんな1日を送れるということが本当はとっても有難いことなんだね。
かけがえのないジジという存在に出会えたこと、私達にたくさんの楽しい思い出を残してくれたことに心から感謝しているよ。
ジジありがとう。
ずっとずっと忘れないよ。またきっと、ううんいつか必ず会えるよ。
その日まで天国で思いっきり走り回って待っててね。
17
2011
2011
実は・・・
Category: ■日々のこと